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「抽象画はわからない、苦手、嫌い」という方へー1
―具象画と抽象画―
これから、何回かのシリーズで私の作品を説明します。
1、―具象画と抽象画―
「抽象画はわからない」と言われる方は、大きな誤解をされています。それは、芸術(絵)はわかるもの=理解するものという考えがあるからです。クリスチャンでも、同じ傾向があります。面白いことに、クリスチャンでも、「歌手」の方(ゴスペル歌手)は、私の絵には興味を示さず、殆ど何もコメントせず、「抽象画かー」という嘆息のようなことばと表情が見られます。ところが、音楽家(ピアニスト、チェリストなどのクラシック畑、器楽奏者たち)は殆ど全員私の絵に興味を持ち、「わからない」ということばは、ほぼ100%使いません。
 それは、「歌手」の方は、常に「詩」を歌い、「ことば」を歌いますから、大変具象的、感情的な世界にいるからではないでしょうか?「心、感情、愛、憎しみ、苦しみ、喜び」等を具体的な言葉で表現するのが芸術だという世界に生きていて、「時間、空間、質量ではじまる「抽象的な世界、概念、真理、構成」等を、抽象空間の中に表現する絵画や、音楽に遠い存在だからだと思います。
 交響曲、ピアノなどの器楽曲、協奏曲などでは、「具象的な事柄」は表現していません。音楽は「抽象の世界」なのです。だから、音楽家は抽象画を音楽のように鑑賞できるのですね。
 しかし、歌手の方は、ことば、詩を歌いますから、抽象性は少なく、一言一言に意味を求め、意味を込めます。すると、絵を見ても同じことを求めます。音楽の音一つ一つに具象的な意味がなく、音楽性で演奏されているから、そこに、一つ一つ意味を求めても何も答えがありません。音楽は意味を理解するものではありません。抽象画も同じです。絵の中の芸術性、美術性は描かれている絵の意味とは直接関係ありません。極端に言えば、もともと意味がないものに意味を求めているから、「鳥の鳴き声を聞いて理解しようとする」のと同じです。
 絵は、音楽同様、色彩や構図、線点、面、中には、そこに「詩」を描こうとする人もいますが、殆どは「観念や哲学、思想、時代思想」などを表現するものです。
 写真は、私の23歳の頃の作品で、抽象画です。それは、1960年台の日本の時代思想を表現しようとしています。「先端科学」、「宇宙探査時代」、「カラーテレビ、ロケットの時代」のイメージです。二枚目、四枚目のの白黒の作品は最新のビル街、特にニューヨークのイメージです。それは、セントラルパークから見た、遠近法による古風な写生の風景画ではなく、「マンハッタン」を表現しています。19世紀の絵や、売り絵の風景画ではなく、20世紀のスタイルで書くことによって、時代を表現しようとしています。
 大事なことは、絵のかたちの中に一つ一つ意味を理解することでなく、「感じる」ことです。
1965-1-800
1965-1-2
1965-2-800
1965-3-2

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泉南聖書教会

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